1箱3本入りで販売しております。

白い箱に、「リボン」もしくは「のし」をすることも可能です。
お気軽にご用命ください。



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昭和16年、
私の祖父にあたる矢ヶ部繁が26歳のときに開業をし、
母が二代目、私で三代目になる、
創業70余年の小さな和菓子屋です。
昔からの製法で菓子作りをしているので、
数はあまり作れませんが、
お客さまにいいものをお届けしようと日々努力を重ね、
街の色となれるような和菓子屋を目指しております。
そのためには、お菓子を届けて終わりではなく、
しっかり食して頂けるような魅力、
食べて喜んで頂けるような美味しさ、
その場を楽しい空間にできるような
菓子作りをしていきたいと考えています。
安全、安心で、一つひとつ心を込めて作っていますので、
ぜひ一度ご賞味下さい。








早生のざぼんの皮は、一番外側がとても硬いので、専用のグラインダー1 台で地道に手作業で削っています。500 個程度ですが、香りが飛ばないよう削り過ぎに注意して作業をするので、1 週間ほどかかります。この期間は、お店全体が柑橘のいい香りに包まれとても爽やかです…が、作業をしている側としては一つ一つ神経を使うので爽やかな気分にはなっていません。(笑)慣れていないと具合が悪くなるみたいです。

ざぼん皮をむいたざぼん




② 平均して大きい実から8 個、小さい実から6個取れます。6〜8等分した後、節の部分は火が通りにくいためカットします


③ 豆を炊くのと同じように、ビックリ水等を使って時間をかけて炊きます。一鍋に1 時間程度かかり、火が通った目安としてピンク色だった皮に透明感が出てきます。


④ 砂糖を煮詰めて炊いていきます。強火で長時間煮詰めると煮崩れしたり糖蜜がざぼんの芯まで浸透しないので、煮詰めては上げ`を繰り返し糖度をあげていきます。


⑤ 糖蜜が浸透してくると、透明感のあるとても鮮やかなオレンジ色になってきます。

6〜8等分にします砂糖を煮詰めて炊いていきます




⑥ 糖蜜にもざぼんの香りが付くように、一ヶ月程寝かせます。小さい頃、整然と並べてあるこの状態を見て、『お菓子のお漬け物』だと思いました。


⑦ お客さまに出す前に、もう一度炊き直します。温めずにそのまま糖蜜を切って出すと糖蜜が垂れてくるので、もう一度温め直して熱くなった状態で糖蜜を切ります。

一ヶ月程寝かせます熱くなった状態で糖蜜を切ります




⑧ 温かいうちに、水分を飛ばした砂糖をつけます。糖蜜が浸透しているので、火傷するぐらい熱いです。


⑨ これで完成です。半日冷まして袋に入れてお店に出します。キラキラ透明感あるオレンジ色をしているので、店先で並べて冷ましているととても綺麗だとお客さまに言って頂けます。

水分を飛ばした砂糖をつけます半日冷ました後、袋に入れてお店に出します

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